社会起業家が集った虐待予防ワークショップの企画

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ケアセンターやわらぎ

別役です。
先日、社会起業塾イニシアティブでお世話になった石川治江さんの呼びかけで、虐待予防ワークショップのための打ち合わせに参加しました。場所は南阿佐ヶ谷のケアセンターやわらぎです。
4月には、児童虐待の現状を知る勉強会も開かれたので、それも参加しました。

ケアセンターやわらぎ
ケアセンターやわらぎ

勉強会は非常に考えさせられる内容でした。
海外と比べると日本は制度が整っていないといえますね。保護の仕組みも教育も。
そのときも、にんしんSOSさんや、はぴぷぺぽの宮村さんら社会起業塾のOBも来てらっしゃいました。

で、今回は具体的なプロジェクトの話し合いでした。社会起業塾2015年度OBのチャンス・フォー・オールの中山勇魚さんと人事の渡邉さん、そして東海若手起業塾2015年度生の生川真悟さんと小池さんが来ていました。ぼくはよくわからぬまま加入させてもらいました。

打ち合わせ朝の11:00に集合。
主な目的は、虐待予防ワークショップの構成の整理と、それを担うファシリテーター養成に必要なことの整理でした。

生川さんは、絵本作家として、絵本を通して親子の関係づくりをお手伝いし、児童虐待という哀しい結果に陥らないよう予防線を張るということが、東海若手起業塾から行っている事業だそうです。それに、足立区を中心に民間学童CFA Kidsを展開しているチャンス・フォー・オール(GLODEAの取材記事はこちら)が、ワークショップコンテンツを考案し、絵本と組み合わせてやっていくのです。

あそぼ なるかわしんごそこに、GLODEAとしては、演劇教育のコンテンツを加えてほしいという狙いだったのかな。

石川治江さんは、「ケアセンターやわらぎ」や「にんじんの会」「だんだんダンス」など、高齢者の介護を特に専門にやられてきた社会起業家の母と称される方です。

GLODEAが2018年3月に卒塾した社会起業塾のシニアメンターの方ですし、方々でメンター役を務めてらっしゃいます。こうして、縁のある社会起業家が集まって、一つのプロジェクトを進めていこうというのも面白いですね。

ぼくが得意なのは、演劇教育のワークと、ファシリテーターの養成です。そこで貢献できそうです。元々、GLODEAでは2019年から講師養成講座を開きますが、演劇教育に特化しないファシリテーター養成の必要性も感じていたので、このプロジェクトが受け皿となってくれることを期待します。

寿司 酒 ピザなんか、お寿司やピザやお酒らをさんざんごちそうになり、会議外の雑談が面白かったです。2~3時ぐらいには大体話し合いは終わっていたと思いますが、結局居酒屋にも寄り、夜11時ぐらいに阿佐ヶ谷を出ました。治江さんの温かさに触れた一日でした。

ぼくとしては、このワークショップの発展型もアイディアが浮かんできたので、今度提案してみようと思います。親子の絆を深め、理解し成長し合えるように、演劇の力も加わっていきますよ。