個性を出す。生きづらさから解放されるには自由さが必要。

不登校の小中学生の数は年々急増しており、把握できているだけでも全国で16万5千人。自殺者は数字上は毎年減少傾向とはいえ19歳以下は逆に増えています。
この原因は多岐にわたりますが、ルール(制限)が増えていっていることや、SNSによる社会の目、経済的な停滞や貧富の差拡大などトータルで見て生きづらさが蔓延しているからです。

人間は自由が大好きな生き物です。しかし、現代では自由がどんどんなくなり、個性を出すこともできず、テストの点数やスポーツの成績など比較ができて目で見てわかるもので優劣をつけられます。一人ひとり個性が違うということは、一人ひとり才能も能力も違うということなのに、子どもたちこうした評価基準や社会の枠に無理にはめようとして苦しみます。

学校や社会がなかなか変わらないならば、皆さんは自分たちで自由な環境や個性を発揮できる場を求めなければいけません。そのためには、もっと自由に自分を出していいということを体験から知らなければいけません。

演劇は自由です。特に即興は自由です。個性を出せます。だから、演劇をやると爽快な解放感があるのです。そこでのびのびと個性が発揮され、自信を持つことができるようになります。「テストの点数だけじゃないんだ」ということがわかります。本当は一人ひとりがイキイキと自分らしさを発揮することが大切なのだと知ってください。

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