ロサンゼルス演劇教育リポート「YADA」

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遅くなりましたが、2月のロサンゼルス視察のリポートです。
YADA (Youth Academy of Dramatic Arts)です。読み方は「ヤダ」です。

YADA ロサンゼルス演劇教育

ロサンゼルスのなかでも高級地ビバリーヒルズ方面にある、こども向けのドラマスクールです。
施設の中に、たくさんのレッスン室・劇場があり、非常に活発です。
話を聞いたのは、Lisa Gillbarさん。今回も撮影NGでした。

まず驚いたのが、規模の大きさですね。こんなにたくさんの子どもたちが、通っているという事実。身近に演劇教育があるんですね。

といってもこのYADAの持ち味は、全てのクラスが発表会を目指すというところにあります。レギュラークラスとしてあるのではなく、毎回募集する作品に皆さんは応募します。クラスは8週間で完結し、発表会で締め括ります。YADAは補助金などなく、こうしたクラスの授業料のみで運営ができています。

yada作品をホームページをみると、さまざまなものが企画されているのがわかります。ぼくらが見学しに行ったときはちょうど「屋根の上のバイオリン弾き」をやっていました。本番間近なクラスでは、マイクを付けて、マイクテストをやったあと、ゲネプロ形式の授業をしていました。もっと小さな年齢のクラスも、やはり同じ作品で、こちらは保護者がたくさん劇場に来て、ちょうど発表会をしていたときでした!

このように、同じ作品を年齢で分けた各クラスで取り組んでいます。もちろん、年齢が小さい子たちは、上演時間も短く、簡単なミュージカル。年齢が高い子たちは、上演時間も長く、台詞も多いミュージカルとなっています。ちなみに、YADAの年齢は3歳~16歳まで。3~5、4~6、6~8、7~9、8~10という風に子どもたちはかなり細かい年齢分けがされています。生徒がたくさんいるので、これができるんですね。各クラス、これでも埋まってしまいますから。

保護者たちの様子を見てると、みんなエールを送ったり、写真を撮ったりしてて、だいぶテンションが上がっていました。

保護者たちが喜ぶサービスだなと思いました。我が子が衣裳を着けて、照明を浴びて、がんばって台詞を喋ったりする姿がかわいらしく、誇らしいということなんですね。だから、アメリカはこうしたキャンプ形式の演劇教育が多いのです。

YADA生徒は、ほとんど白人で、一部ユダヤ人がいるという感じで、ほとんど黒人はいません。Lisaさんは、もっと多様性ある学校になればいいといっていましたが、現状学校がビバリーヒルズにあるので、裕福な家庭が多いのです。

本当にたくさんの子どもたちが一緒に演劇・ミュージカル作りに取り組んでいるので、障害を持つ子とか、引っ込み思案の子とか、個々の対応はどうしているのかと思って聞いてみたら、最初の段階でそういったヒアリングを行い、先生たちに伝えているそうです。各クラス、先生は2名体制を取っています。

講師はこのスクールも基本的に俳優の方たちです。特に、心理学とか教育学とかをやっている必要はなく、演劇の情熱と表現力とファシリテートスキルがあり、子どもが好きであればOKなんです。特別な資格はありませんし、特別な登竜門はありません。先生たちは、創意工夫を凝らして柔軟性と創造性あるレッスンにしています。Lisaさんは、先生は「comfortable感じが良く」で「confident自信がある」人でなくてはいけないといっています。

YADAを見学させてもらって、GLODEAとしても、このようなパフォーマンス型のクラスをどんどんやりたいなーと思いました。こちらも、女優の柳沢ななさん、関口栞さんと一緒に伺いました。

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