4月11日にシアター・イン・エデュケーション(TIE)第二弾「地球の贈り物」を、当協会の劇場で実施いたしました。
今回のテーマはSDGs・環境問題ということで、ちょっと真面目な作りで、対象年齢も小学校高学年から中学校1年生としました。
ストーリーは、地球の精霊ガイアが死にかけていて、四人の精霊(火・土・水・風)とともに、地球の贈り物がどのようになっているか、子どもたちと一緒に見てもらうというものです。
シアター・イン・エデュケーションの素晴らしいところは、観客参加型で巻き込み型だということです。
今回もシアターゲームを入れたりして、四人の精霊が訴える地球の贈り物の現状を、体験を通して理解してもらうというつくりにしました。
右の写真は水のように一体感を感じてもらうことで、自然の一体感のバランスが崩されたら、どんな風になるのかを体験してもらいました。
リフレクションの場面では、こどもたちから感想や意見を聞いたり、環境問題に対する知っていることなどを披露してもらいました。
台本のない即興的なパートですね。
子どもたちは最前列に座り、保護者や大人たちは後列に座って見ていました。子どもたちのアクションに、拍手をしていましたね。
キャストは5名で、ガイア役以外はファシリテーターも兼ねました。
全体で60分弱の作品。リフレクションで意見が白熱すると、上演時間も延びていきます。
次回は、5/1に姫路女学院中学校で上演する予定です。また、他にも上演してほしいという依頼に応えて、訪問する予定です。
最後には「精霊の子」をバッジをプレゼント。
地球の贈り物を守るために、是非自分で出来ることをやっていってください。
おみやげとして事後学習資料もお渡ししました。気になった環境問題に関して、自分でもっと深掘りしていってほしいと思います。