一般社団法人日本グローバル演劇教育協会(GLODEA)は、10月より事務所が飯田橋から四ッ谷に移転となり、こんなに大きなホールを兼ね備えます。
照明機材・音響機材もあるので、ここで定期的に、観客参加型の児童劇なども発表していきたいと思っていますが、まず年内の企画として、「TIE(シアター・イン・エデュケーション)PROJECT」をスタートさせます!
★シアター・イン・エデュケーション(Theatre In Education)とは?
イギリスで1960年代から始まり、世界的にも普及した演劇教育の一つで、ただ劇を見せるのではなく、子どもたち(観客)とのダイレクトな関わりを通して劇が展開され、その過程で劇のテーマに基づき多角的な思考力や問題解決力、共感、協調性といった人間力を養うことができるもの。高度なファシリテーションスキルが必要で、GLODEAでは1級講座で深く学ぶことができる。
テーマはディケンズの「クリスマスキャロル」!!
取り上げる作品は有名な「クリスマスキャロル」。12月イギリスでも各地で「クリスマスキャロル」が上演されますが、GLODEAオリジナルのTIEプログラムとしてこの作品を子どもたちに届けます。
ディズニーの映画でも公開されているので、作品がわからない人は観てみてください。
TIEは目の前でリアルな演劇を観ながら、そこに居合わせているかのように子どもたちは劇世界に関わります。この作品は、楽しくもあり、テーマ性も深いので、ただ楽しかったで終わらない、とても考えさせられるTIEプログラムになると思います。
本番は12月22日 参加者募集!
GLODEA代表理事別役慎司が脚本・演出・総指揮として創り上げます。このプロジェクトの参加者を募集します。TIEでは俳優とファシリテーターを兼ねることが多く、俳優・ファシリテーターを数名と、照明・音響を操作する技術スタッフ、裏方で見学もできる応援スタッフを募集します。
【募集人数】
俳優・ファシリテーター……4~5名程度
技術スタッフ……1~2名程度
応援スタッフ……何名でも
【参加資格】
・講師養成講座の3級、2級、1級のいずれかを受けたことがあるか、GLODEAの会員であること
(現在会員でなくても、会員になることで参加資格を得られます)
・演劇教育に強い関心があり、ある程度演劇の経験があること
【稽古について】
10月中に顔合わせ、打ち合わせを行い、
11月から、金~日の空いている時間を使って稽古することになると思います。
約60分間のプログラムで、20時間程度の稽古が必要だとみています。
【本番】
12月22日(日)13:00~、17:00~ 2ステージ(予定)
TIEプログラムのあとクリスマスパーティーがあります。
「クリスマスキャロル」60分+クリスマスパーティー60分で、いくらか参加費を取ってのイベントにします。
GLODEA劇場誕生
今後「シアターウィング」という劇場機能を備えたスタジオを生かして、「GLODEA THEATRE(グロディア劇場)」という名で、ワークショップや定期クラス、児童劇などを行っていきます!
特に、1級保持者やマスター保持者は、今後様々な形で団体と関わっていけるので、演劇教育に心底興味がある人は、しっかり受けていってくださいね。
参加申し込み
下のフォーム記入してお送りください。まだ一度も代表の別役とお会いしていない方は、面談を設定いたします。