代表の別役です。
10/22、23と、ここ一ヶ月準備してきた
親子で楽しめる観客参加型のお芝居
「TransP@rents トランスペアレンツ」
を上演しました。
10/22は、準備だけの予定だったのですが、
子連れでは来れない大人の人たちのために
急遽プレビュー公演として設けました。
大人しかいないのに、子ども向けの演劇を
やるのは奇妙なものです。
しかも、こどもたちが参加するシーンがあるんですが、
そこも大人たちにやってもらいました。
10/23は、グローバル教育団体さんが
集まって主催したハロウィンパーティー
で上演しました。
【グローバル教育団体さん】
母と子のグローバル教育 マミー・アンド・ミー・ラーニング
グローバル人財教育 サロン・ド・マム
幼児から世界を視野に せかいく
留学生の斡旋 株式会社エディフィス
この「トランスペアレンツ」という作品は
ぼくが執筆したものです。
(そのほかにも演出と、パパ役で出演)
子どもの想像力は素晴らしいので、
「紙」を素材に小道具や大道具を製作し、
多くの場面を想像力でイメージ
してもらえるように工夫しました。
また、観客参加型ということで
子どもたちが舞台に上って
物語の進行に関わる手助けをしてもらう
という仕掛けを入れました。
これも、ほとんどの子が積極的に
参加してくれて、大成功でした。
こどもたちの反応がどうなるか
自信があったわけではありませんが、
狙い通りにいきました。
子どもたちはお手伝いが大好きなんです。
途中の冒険のシーンでも、
「がんばれ」という声があったり、
とてもインタラクティブなお芝居が出来ました。
「親子で楽しめる」と書いたように、
親の視点も意識していました。
子どものみ対象であれば、
楽しい冒険物語を描いていけばいいんですが、
グローバル教育団体が主催ということで、
親御さんが子どもの教育について
考えるきっかけにもなってくれたらと思いました。
中心テーマは、
もっと見守ってあげることの重要性です。
親は、「しなさい」と命令したり、
「ダメ」と否定したり、
子どもを思うからこそついつい
口を挟みがちになってしまいます。
それでは成長を阻害してしまいます。
子どもは自ら体験して成長しているのです。
それを親の視点で、良い悪いを決めつけたり、
体験する前に押さえつけたりするのはよくありません。
そんなメッセージも入れました。
しかし、ある程度予想はしていましたが、
親と子どもの両方をターゲットにしたことで、
親へのメッセージのシーンになると、
とたんに子どもたちは落ち着きがなくなりましたね。
舞台に立っていて、すごく感じました。
ハロウィンパーティーに参加された皆さん、
そして、夕方ぼくら主催でやった公演に
参加された皆さん、
本当に楽しんでもらえて、
笑顔で帰っていってくれました。
ハロウィンパーティーでは、
コスチュームコンテストもやったのですが、
舞台のステージを使って、
音響・照明・プロジェクターを使って、
盛り上げることが出来ました。
これも自前のスタジオを持っているから
できたことです。
自分のスタジオなので、
遠慮なく時間をかけて準備しましたし、
普通はNGになるような装飾や仕掛けもできました。
出演者たちも、
こどもたちを相手に舞台が出来たこと、
そして、生のリアクションを受け取れたことが
とても経験になったと思います。
ちなみに、ぼくの狙いはこれだけでなく、
公演後のアフターワークショップも企画しました。
お芝居が「紙」をモチーフにしているので、
ハロウィン+紙で、
ハロウィンの工作をしてもらいました。
親子で一緒に出来る機会をつくりたかったのです。
そして、創造性の部分を
直に体験してほしかったのです。
このワークショップも非常に良かったです。
カボチャのステッキ
フランケンのお面
ミイラの袋
と三種類選べるようにして、
約30分、すごく真剣に子どもたちは
製作に打ち込みました。
そして、ワークショップのアシストは
出演者たちがやりました。
演劇の衣裳を着たまま、
登場人物としてアシストしたのです。
劇の登場人物と触れられる
機会って普通考えられないでしょ?
それを実現させました。
という具合に盛りだくさんの
公演+ワークショップ。
大成功に終わり、ぼくたちも
貴重な経験を得ることが出来、
嬉しく思います。
このTransP@rentsは提携上演が可能です。
上演を希望する団体は遠慮なくご相談下さい。
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